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19歳女流棋士・竹俣紅、藤井聡太は「雲の上の存在」


3月1日、AbemaTVで『橋下徹の即リプ!』が放送された。
進行役をお笑いコンビ・サバンナの高橋茂雄と、アシスタントを『ミス東大コンテスト2017』グランプリの松本有紗が務め、ゲストに女流棋士でタレントの竹俣紅を迎え、橋下と討論を交わした。

早稲田大学政治経済学部在学中で、現在19歳の竹俣は登場するなり「こんな所、初めて来ました」とBARの雰囲気に驚いた様子で、橋下は「番組の趣旨には合わないかもしれないけど、今日は僕、アルコールは飲まない。未成年の横でお酒は飲まない」と宣言し、番組がスタート。

高橋が「今、世間的に将棋がすごいじゃないですか? 女流棋士も盛り上がっているんですか?」と聞くと、竹俣は「でもプロ棋士と女流棋士では違っていて、プロ棋士は本来、男性でも女性でもなれるんですけど、今まで女性でプロ棋士になった人はいない。40年くらい前に、将棋の普及のために、女性の中でのプロである女流棋士を作った。なのでプロ棋士よりも格が下というか。簡単に言うと、男性棋士の下の方(4~5段)に、女流棋士のトップの人が、勝てるか勝てないかくらい。だから男性棋士に勝つとニュースになる感じ」と、違いを説明した。

続いて橋下が「羽生さんとか、藤井さんは、やっぱりとんでもない強さなの?」と聞いてみると、竹俣は「雲の上の存在みたいな感じ。(2人の対局も)スマホに張りついて見ていました。四三歩を金でとるか、玉でとるか、玉をにぎるかという選択肢を迫られてみたいな…。あれは迷わせる一手で、迷わせることによって時間を使わせるので、短い時間の中で迷わせるのは時間のロスに繋がる。『これは、どれでとるのか迷うだろうな』と思いました。その(四三歩)前の仕掛け方も上手かった。でも私から見ると、正直かなりレベルが高いので、見ていても分からない部分もあって、家で一手ずつ(棋士の棋譜を解析する)人工知能に解析させていました。今どっちが有利なのかも、人工知能に教えてもらっていました」と明かした。

そして視聴者から届いた“社会を良くするためのオリジナル法案”のツイートに対し、橋下とゲスト本人が直接即リプする新企画では、「電車を完全に男女で分けてしまう法案。こうすれば女性は痴漢のリスクが無くなるし、男性は痴漢冤罪のリスクが無くなると思う」とあり、これに竹俣は「痴漢とか冤罪を無くすという意味では良いと思うんですけど、例えば完全に男女で分けた場合に、女性車両がガラガラで、男性車両は満員で、男性が乗れないってなったら、それは合理的ではないと思う。私は、女性車両、男性車両、男女ミックス車両を作ったら良いかと思います」とコメント。

一方の橋下は「プライバシーの問題があるから反対論も出てくると思うけど、AI顔認証システムが出来上がってきているから、ゆくゆくはそうなるかもしれない。中国の最先端の経済特区の街では、信号にカメラが付いていて、信号無視をしたら顔認証で、大きなモニターに映し出されて減点される。それを電車の中に付けて、痴漢常習犯とかをチェックしていくのは、いいのか悪いのか…。監視社会ですよ。でも僕は、そうしていかないとしょうがないのかなと思う」と見解を述べた。

©AbemaTV

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