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コロナ禍で家飲み量が増加?香りを重視!?新たな飲酒事情


高橋酒造株式会社は、3月8日~11日の期間において、月に1回以上飲酒する全国20代~50代の男女1000名を対象に「お酒と香り」に関するアンケート調査を実施。このたび、その結果が発表されました。

お酒を日常的に飲む人を対象に、よく飲むお酒の種類を質問。お店・自宅ともに回答数が最も多かったのは「ビール(※発泡酒・新ジャンルを含む)」。次に、「サワー・チューハイ」、「ワイン」でした。お店でよく飲むお酒として続いて回答が多かったのは「ハイボール(22.3%)」「日本酒(21.5%)」、自宅では、「日本酒(22.4%)」「焼酎(21.8%)」と回答した人が3、4番目に多いという結果でした。また、「自宅ではお酒を飲まない」と回答した人はわずか1.6%。月に1回以上お酒を飲む人のほとんどは、自宅でもお酒を飲んでいることが分かりました。

お酒を選ぶ際に最も重視されているのは、約8割が回答した「味(79.8%)」でした。続いて回答が多かったのは、「価格(59.9%)」。「食事に合う(34.0%)」「アルコール度数(29.8%)」「香り(29.7%)」も3割ほどの人が回答しました。

さらに、焼酎に焦点を当て、選ぶ際に重視するポイントを質問。お酒を選ぶ際と同様、回答が多かったのは「味(79.5%)」「価格(57.5%)」でした。3番目に多かったのは「香り(49.1%)」。約半数が重視していることが分かりました。焼酎を選ぶ際は、他のお酒を選ぶ時よりも“香り”が重視されていることが明らかになりました。

また、焼酎を選ぶ際、香りがいいものが良いかを直接的に質問したところ、「そう思う(33.5%)」「どちらかというとそう思う(49.7%)」を合わせると83.2%となりました。多くの人が焼酎は香りの良いものを選びたいということが見て取れる結果に。

コロナ禍以前と比べて、飲酒量に変化があったのかを質問しました。結果は、「増えた(10.5%)」、「どちらかというと増えた(18.8%)」を合わせると、飲酒量が増えた人は約3割いることが分かりました。「減った(8.0%)」、「どちらかというと減った(10.2%)」を合わせると、飲酒量が減った人は2割弱。飲酒量が「変わらない(52.5%)」と回答した人を除くと、意外にも飲酒量が増えた人の方が多数派であることが判明。自宅で飲む頻度や量が増えたという人が多いと考えられます。

コロナ禍で3割ほどの人において飲酒量が増えたことが分かりました。さらに、以前と比べて飲むようになったお酒の種類を質問。4人に1人以上が回答したのは「ビール※(26.0%)」、続いて多かったのは「サワー・チューハイ(24.3%)」。「ワイン(11.6%)」「焼酎(10.1%)」も1割を超えました。以前より飲むようになった理由をそれぞれ質問したところ、「ビール:ストレス発散ができるし、食事に合うから(千葉県・36歳女性)」「サワー・チューハイ:そのまま飲めて手軽だから。 価格も安いから(岡山県・49歳男性)」「ワイン:ほろ酔い気分になれるから(兵庫県・43歳男性)」「焼酎:色々な飲み方が楽しめるから(東京都・41歳男性)」「ウイスキー・ブランデー:高級感のある酒を、少しずつ飲みたいから(千葉県・56歳男性)」などがあがりました。手軽さや食事との相性を重視する意見が目立ちました。

香りによって、それにまつわる出来事を思い出した経験のある人は多いと思います。食事やお酒、香水、植物などきっかけとなる香りは人によって様々。忘れられない香りがあるかどうかを質問しました。その結果、「ある(32.7%)」と回答した人は約3人に1人いることが分かりました。また、忘れられない香りがあると回答した人を対象に、香りにまつわるエピソードを回答してもらいました。

■忘れられない“香り”にまつわるエピソード
「大好きだった元カレが使用していた香水(大阪府・36歳女性)」
「ジャスミンの香りがすると楽しくなる(兵庫県・53 歳女性)」
「初めての彼氏にもらった香水の香り(神奈川県・43歳女性)」
「焼酎の香り。最初に飲んだ時の鼻につく香りが忘れられない(福岡県・51歳男性)」
「香水。高校時代片思いだった人と、おそろいで持っていた香水で、二人で会うときは必ず二人ともつけていた。あのにおいをかぐとあの時の気持ちを思い出す(岡山県・26歳女性)」
「昔の彼女がつけていた香水(東京都・52歳男性)」
「学生の時通学路にあった金木犀の香り(埼玉県・28歳女性)」
「子供の頃体験したかまどで炊いたご飯の匂いが忘れられない。炊飯器では香ることのないかまどで炊くからこその香ばしさなどが大人になってからも脳裏に焼き付いている(埼玉県・34歳男性)」
「元交際相手の吸っていたタバコの匂い(神奈川県・29歳女性)」
「ホテルの朝食バイキングで置いてある、生のフルーツの香り(千葉県・38歳女性)」
「毎年、海の家に出かけていたときの香取線香のにおいと塩の香り(兵庫県・58歳男性)」
「初めてワインを飲んだ時。白ワインと赤ワインの両方を飲んだのですが、その時の匂いの違いが全然違うことにびっくりしたのを今でも覚えてます。大人の香りがしました(東京都・20歳女性)」

お酒の楽しみのひとつとも言える香り。お酒の香りを重視することと年収に相関関係があるのか調べました。結果は、年収が高い人(800万円以上)の人のうち、お酒を選ぶ際に重視するポイントとして「香り」と回答した人は、37.2%。年収が高くない人(400万円未満)では26.0%と、その差は11.2ポイント。年収が高い人の方が比較的香りにこだわっている傾向にあることが明らかになりました。金銭的に余裕のある人の方が、味や価格だけでなく、香りなどに付加価値を求めるのかもしれません。

最後に、一緒にリモート飲みしたい芸能人を回答してもらいました。その結果、1位は数々のバラエティ番組に出演し、圧倒的な存在感を発揮しているマツコ・デラックス(14.3%)。男女問わず票を集める結果となりました。続いて、2位は新垣結衣(13.0%)、3位は石原さとみ(7.6%)が、幅広い世代から支持を集めた。5位以内にはランクインしなかったものの、白石麻衣(4.3%)や千鳥・大悟(4.3%)、竹野内豊(3.2%)、橋本環奈(3.2%)、堺雅人(3.0%)が上位ラインクインしました。

なお、ショートムービー白岳KAORU「リンスインシャンプー~忘れたはずのあいつの香り~」が4月13日より、Web上で公開に。主人公・かおる役をモデル・森田菜月が演じました。一人の女性が“香り”によってかつての恋人を思い出してしまうというショートムービー。オリジナルソングを歌う男性が登場し、楽曲をバックに場面が変化していく。小ネタを挟みつつ、MV風の仕上がりに。動画中に散りばめられた小ネタを楽しみながら、ぜひご覧あれ。

<関連サイト>
本格米焼酎 白岳KAORU」
https://www.hakutake.co.jp/KAORU/