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“チャラ浴衣”…EXITの見解は?「ぶっ飛びすぎると…」


テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」は3日、ABEMA NEWSチャンネルにて、ニュース番組『ABEMA Prime』を生放送した。

この日の放送では、夏祭りや花火大会の時期に、SNSに投稿した浴衣や着物の写真に対して、見ず知らずのユーザーが、着付けや着こなしを注意したり、安価な素材のものを悪く言ったりする「浴衣・着物警察」にフォーカスした。

ファッションデザイナーのハヤカワ五味は、“浴衣・着物警察”から「襟元が緩んでる」「もっと綺麗に着れるのに残念」と、毎年のように指摘されることを明かした上で、「私は日本舞踊をやっていたから、本来の着こなしはわかっている。夏の暑さに耐えられないから、アレンジすることもあるし、投稿したのは動き回った後の写真だったりするのに、あらゆる角度から指摘を受ける」とため息。続けて、「このままだと、浴衣や着物を着るハードルが上がって、着る人がいなくなってしまうのではないか?」と投げかけた。

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「僕たちは浴衣や着物をめちゃくちゃ着崩しているんですけど(笑)」と口を開き、「夏のイベントで浴衣を着た時は、帯をせずに蛍光色の長いベルトを巻き、スニーカーやサングラスと合わせたことがある。僕は自分の結婚式でも着物を着て、それにハットとブーツをあわせて、骸骨のモチーフが付いた杖を持った。この着こなしは、僕なりの浴衣や着物へのリスペクトでもある」と振り返った。その上で、「僕たちには、あまりにもぶっ飛びすぎているからなのか?批判はない(笑)。ちょっと崩れているくらいがムカつくのかも」と話した。

相方の兼近大樹も「何事も中途半端がイジりやすく、ツッコミやすい。芸人でも、『あのコンビは漫才なのか?違うのか?』という論争があって、“漫才っぽい芸風”がやり玉に上がりやすい」とコメント。

“浴衣警察”の存在について、タレントの山崎怜奈は「スマホのインカメラで自撮りすると左右反転するから、浴衣を左前で着ているように見える。すると、案の定、『間違って着てる』と指摘する人がいる。反転しちゃうことを理解してる人も多いのに、なんでわざわざ言ってくるんだろう?」とした上で、「私のことを『器が小さいな』と思う人もいるかもしれないけど(笑)、このカチンと来る気持ちは、実際に取り締まられないとわからないですよ!」と嘆いた。

ゲストの服飾研究家は「かつて浴衣は湯上りに着るような、いわば“館内着”の役割だった。その背景を考えれば、着方は自由なはずなので、指摘されたら『これ、浴衣よ?』って応じたらいい」とアドバイス。山崎も「五味ちゃんが投稿に添えているハッシュタグを『#浴衣警察お断り』ではなくて、『#褒めてくれる人募集中』にしてみたらどうだろう?そしたら、浴衣警察を刺激せずに、“パトロール”されることもなくなるのではないか?」と提案。

こうしたアドバイスを受けて、ハヤカワ五味は「今後は何か言われたら、まずは『これ浴衣やぞ』って気持ちで接するようにして、ハッシュタグは『#浴衣褒めてください』に変えます」と宣言し、議論を締めくくった。

<関連サイト>
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