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コロナ明け初の忘年会シーズン! 働く男女の忘年会事情


auじぶん銀行株式会社(以下、auじぶん銀行)は、20代から50代の働く男女500名を対象に「忘年会とお金」に関する調査を実施。このたび、その調査を発表しました。

まず、昨年2022年は忘年会に参加したか聞いたところ、「参加した(27.8%)」人は3割未満に留まりました。「参加しなかった(28.6%)」人もほぼ同数で、そもそも「忘年会が開催されなかった(43.6%)」が4割以上でした。昨年忘年会に参加した人に、具体的に何の忘年会だったか質問したところ、7割以上が「職場の忘年会(74.1%)」で、次いで「友人・知人との忘年会(55.4%)」という結果になりました。

続いて、今年2023年の予定について調査しました。今年、忘年会に参加予定の人は46.0%で、昨年の参加者27.8%と比べると18.2%アップしており、コロナが明けて、飲み会へ積極的に参加する人が多くなっていることがうかがえます。

具体的に何の忘年会に参加する予定か聞いたところ、最も多かったのは7割近くの人が回答した「職場の忘年会(66.1%)」でした。次いで「友人・知人との忘年会(57.4%)」「家族や親戚との忘年会(15.7%)」という結果になりました。

また、今年の忘年会の参加予定有無にかかわらず、「参加したくない忘年会」について全体に調査したところ、第1位は「職場の忘年会(40.2%)」でした。

年代別で見ると、「職場の忘年会」に参加したくないと考えている人が多い年代は40代で49.6%でした。「取引先など仕事関係の忘年会」に関しても40代の割合が一番多いことに加え、「特にない」と回答した人もほかの年代と比較すると少ないことから、40代の忘年会への参加意欲が低いことが見て取れます。「職場の忘年会」に参加したくない理由としては、「周りに気を遣って疲れるから」といった声が寄せられました。

【忘年会に参加したくない理由】
■職場の忘年会
・気を遣うし、愚痴などのネガティブな話が多くなりそうだから(40歳男性・千葉県)
・年下が動かないといけないから。金額が高いから(24歳女性・広島県)

■取引先など仕事関係の忘年会
・取引先で気を遣うので、忘年会というより接待みたいで楽しめなさそうだから(35歳女性・東京都)
・仕事の話をしなくてはいけないから、特に若い社員はついていけない(27歳男性・東京都)

■特にない
・人との関係性が希薄になっており、また屈託なく会話する機会も、だいぶ減ってきているから。どの場
所で仕事やアイデアが生まれるか分からないので、基本全てウェルカム(34歳男性・東京都)
・忘年会はいろいろな人との交流になるので是非参加したい(55歳男性・新潟県)

これまでの忘年会について深掘りして調査しました。まず、忘年会で大変だったことについて聞いたところ、1位「飲み会の場の人間関係(29.8%)」、2位「飲み会代(26.0%)」、3位「飲みすぎ・二日酔い(25.2%)」という結果に。参加したくない理由として挙げられていた「周りに気を遣って疲れる」といったコメントが反映された結果になりました。また、金銭的な負担や、ついつい飲みすぎてしまうといった身体への影響も大きいようです。

忘年会での失敗エピソードについても調査。酔いすぎてついやってしまったことや、お店選びに関するものなどが多く寄せられました。

【忘年会の失敗エピソード】
・酔いすぎて上司に言ってはいけないことを言ってしまった(36歳男性・愛知県)
・カラオケでふざけて上司の眼鏡を壊してしまった(46歳男性・東京都)
・仕事の話になり、怒られすぎて落ち込み泣いてしまった(40歳男性・千葉県)
・お店選びが大変だった。食は個人差が凄まじく、肉が旨い店にしようと思って計画を立てたら、
課長は牛肉が一切ダメだと判明。また、予算や距離、規模などの調整が大変だった
(34歳男性・東京都)
・自身が幹事の際に、予約した店の料理の質が良くなかった(31歳男性・福岡県)

「忘年会で大変だったこと」の2位にランクインした「飲み会代」について探るべく、これまで参加した忘年会の1回あたりの平均金額を調査しました。忘年会に参加したことがある人を対象に聞いたところ、「3,000円以上~5,000円未満(45.5%)」「5,000円~7,000円未満(30.5%)」に多くの回答が集まりました。次いで「1,000円以上~3,000円未満(9.5%)」「7,000円以上~10,000円未満(6.8%)」という回答が続きました。

「忘年会で大変だったこと」の2位にランクインした「飲み会代」をはじめ、年末は出費がかさむことも多いのではないでしょうか。普段と比べて年末の出費が多いと感じるか聞いたところ、約6割の人が「とても多いと感じる(19.2%)」「どちらかというと多いと感じる(41.4%)」と回答しました。

年末に出費が増えるものについては、「外食(51.6%)」「買い物(47.8%)」「食料品(41.4%)」に多くの票が集まりました。忘年会やクリスマスといったイベントシーズンによって、外食や食料品など、食関連のものへの出費が増えていると考えられます。

約6割の人が年末に出費が多いと感じていることが分かったところで、その出費のために現在何か備えているのか聞いてみました。その結果、「備えている(10.2%)」「どちらかというと備えている(26.6%)」を合わせると、3人に1人以上の人が出費のために備えていることが分かりました。

具体的に最も意識してやっていること・やる予定のこととして、1番多くの票が集まったのは「食費の節約(34.8%で、次いで「貯蓄(23.9%)」でした。そして3位には「投資(10.3%)」がランクイン。投資でお金を動かすことで、出費に備えている人も一定数いるようです。

今回の調査では、今年の忘年会の参加予定者が昨年と比較し増加していることから、コロナが明けたことで忘年会が再開されたり、積極的に参加する人が増えたりしていることがうかがえる結果となりました。また、これまでの忘年会で大変だったことの2位に「飲み会代」がランクインし、約6割の人が年末は普段より出費が多いと感じていることからも、イベントシーズンである年末はやはり出費がかさむようです。そのような中で、出費に備えている人は約3人に1人で、実際にやっていることの1位「食費の節約」2位「貯蓄」と、お金を使わない方向で備えている人が多いことが分かります。一方、3位には「投資」がランクインし、お金を動かし増やすことで、備えている人もいるようです。

昨今、物価上昇などもあり、お金の使い方を見直している方も多いのではないでしょうか。イベントが続く年末から年始にかけて楽しむためにも、上手にお金のやりくりをする必要があります。“投資”というとハードルが高いと感じるかもしれませんが、来年1月からは「新NISA」制度が始まるなど、これまで以上に投資に対する関心は高まっています。この機会にお金について少しずつ学び、投資を一つの手段として考えてみてはいかがでしょうか。

<関連サイト>
auじぶん銀行
https://www.jibunbank.co.jp/