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声優・緒方恵美、オラオラ系ミステリアスな講師役を熱演


公益社団法人色彩検定協会は、色彩検定の受検勉強を楽しくサポートするコンテンツ「教えて!色彩先生 UC」の公開に先立ち、4月10日よりティザームービーを特設サイト及び公式YouTubeにて公開した。

これまで、2級と3級の内容を、個性豊かなイケボ講師が分かりやすく解説してきた「教えて!色彩先生」シリーズは、多くの方から好評を博した。このたび公開となる「教えて!色彩先生 UC」では、色のユニバーサルデザインを学ぶ色彩検定の「UC級」を、新たなイケボ講師が解説する。

UCのイケボ講師役を務めるのは、声優の緒方恵美。ティザームービーには、これまで講義をしてきた石川界人、内田雄馬、梅原裕一郎、江口拓也、梶裕貴、下野紘、諏訪部順一の7名と、前作に続き本編に登場する木村良平、斉藤壮馬、杉田智和の計10名による個性豊かなイケボ講師陣も登場。これから勉強をはじめる生徒を“良い声”で授業へと誘う。

本編動画の公開に向けて、緒方、木村、斉藤、杉田の4名の声優陣から特別コメントが到着!

――出演の感想についてお聞かせください。

緒方:錚々たる男性声優陣演じる先生方の中で、「彼らを教えていた先生」だと現地で聞いてびっくりしました。いえ、実年齢的にはそうなんですけど、一応女性なのでーー声帯の違いはあるのでどうしようかな、と。でも通常の感覚よりはずっと若い、20代後半くらいの男性でと良い伺ったのでホッとしつつーーいえ、それも女性声優としてはどうかと思うんですけど(笑)、楽しく務めさせていただきました。

木村:一回演じたキャラクターをまた演じられるのは嬉しいですし、また収録できるということは、受け取った方が良かったと思ってくれたということなので、素直に良いものづくりができて良かったなと思います。

斉藤:今回も拓水先生の声を担当させていただけてありがたく思います。金臣さんという新キャラクターの登場により、拓水さんも新しい表情を見せてくれていたので、楽しく収録に臨めました。前回も感じましたが、ふだん何気なく目にしている色彩についてキャラクターが教えてくれることで、ぼくのような初心者でも学びになることが多く、非常に素敵なコンテンツですよね。

杉田:今回も色彩検定の試験を受ける皆さんにとって、学習のきっかけや参考になるように、喋り方の速度や要点をどう伝えるか工夫しました。琥白さんは謎に包まれていましたが、今回同年代の登場により、ふと素の部分が見え隠れすることがあって可愛かったです(笑)。

――緒方さんというとボーイッシュな役を多く演じられているイメージがあります。今回金臣先生役を演じてみて、これまで演じてこられた役柄との違いや、収録にあたって意識したことについて教えてください。

緒方:厨二的な変化球な役柄が近年多いことと、「女性声優が入ると嫌がられる」と言われて久しい乙女ゲームにこのところキャスティングしていただいていた経験が活かせましたかしら…?(笑)でも彼はあくまでも「先生」なので、普段の彼らよりは糖度は低め、でも先生としては高めなところを抑えつつ、もちろん、みなさんに学んでいただきたいことをきちんとわかりやすくお伝えすることを第一に務めました。

――今後公開される本編動画では、年齢や男女でも個人差のある「色の見え方」が講義のテーマになります。それにちなみ、自覚しているまたは家族や友人から言われたことがある、ご自身の「少し変わっているところ」はありますか?

木村:変わっているところ…変わっているところ…変わっているところないんですよね。役者をやっていると周りが本当に変わってる人ばかりで。ちょっと変わっている方が役者らしくていいなと常々思うのですが、自分は普通だなと思って、普通の人として生きています。

杉田:「他と違う」と認識した上で立ち位置や振る舞いを合わせるようにしています。例えば敢えて空気を読まない、心を掬わない芝居もあります。少し変わっているところを自分の長所に出来ればいいな、と思っています。

――動画が公開される4月は、新生活が始まる時期です。この春、挑戦したいことや始めたいことはありますか?

緒方:この歳になると、まず、今まで演じてきたような役を変わらず演じる機会を頂けていること自体が「挑戦」なので、まずはそこをーーさらに何かをプラスできるような進化をしつつ、作品に貢献していくことを一番に。そして今、なかなかチャレンジングなお仕事もいただいているので、そこもなんとか務めたい(笑)。守りに入らず、常に挑戦の気持ちを持ち続けていきます。また、新規募集をやめていた私塾「Team BareboAt(チーム・ベアボート)」も、この春新しいフェーズで再開予定。次世代を担う若いみんなと一緒に、私も成長させてもらえたらと思っています。

――個性的な先生役を演じていただきましたが、学生時代や養成所、若手時代などを振り返って、“先生”との印象深い思い出はありますか?

木村:小学校の時の先生がとても思い出深く、女性の先生だったのですが、ほんとにホラー映画が好きで、古今東西A級B級C級ホラー映画は全部見たと豪語している先生でした。僕もホラーが好きだったので、ホラー映画情報交換みたいなのをしていたのは非常に思い出深いです。

斉藤:折に触れて恩師と呼べる方と出会えてきたと思います。特に高校のときの現代文の先生と、大学でお世話になった先生の教えは、今でも胸に刻んでいます。また、養成所では中尾隆聖さんをはじめ大先輩方にご指導いただいたので、そちらも自分の役者としての土台になっています。その当時はわからなくても、後年ふと「あれはこういうことだったのか」と気づくことってありますよね。

――今回新たに登場した緒方恵美さん演じる金臣先生は、先生たちにとっても憧れの先生のような役どころです。ご自身が幼少期や学生時代に「将来こうなりたい」と憧れていた人物像はどんな人でしたか?

斉藤:具体的にこの人、という人物はいませんでした。でも今は、他者のことを大切にでき、人としての礼節を持っている方は全員、素敵だなと感じます。また月並みですが、子供のころは気づけなかったけれど、歳を重ねれば重ねるほど親の愛の大きさ、深さに気づかされます。

杉田:自分からあえて弱点を晒して身近で親しみやすい感じを与えつつも、締めるところをしっかり締める人です。尊敬できる思い出深い「先生」は多いです。今も先生役を演じる際の参考にしています。

――色彩を学ぶみなさんに、応援メッセージをお願いします。

緒方:近年、アニメーションの色彩設定もだいぶ多様化し、その美しい色使いに唸ることも多く、色の世界は深いなと思っています。今回私が担当させていただいたパートは、色の概念そのものというより、「社会の中の色」ーー私が普通だと思っていた景色を同じように見えていない方がこんなに多いの!?ということに驚かされ、すべての方にわかりやすく伝えることを考えさせられる、目から鱗のようなことを学べるセクションでした。むしろすべての人に知ってほしいと思うような。楽しく学べるお手伝いができていたら嬉しいです。

木村:前回の「教えて!色彩先生」を受け取って、楽しんで勉強してくださった皆さんのおかげでこうして新たに収録することができました。ありがとうございます。これを通じて、この資格に興味を持ってくださったり、より理解が深まったり、皆さんにとっての豊かな出会いになれば嬉しいです。またお会いしましょう。

斉藤:今回も、拓水先生の声を担当しながら、ぼく自身も学ばせていただきました。魅力的な先生たちが様々な角度から教えてくれるこのコンテンツは、楽しみながら知識を深められて素敵ですよね。皆さまの学びの一助になれていましたら幸いです。それぞれの目標が叶いますように!

杉田:色彩検定を学ぶ参考になれば幸いです。よろしくお願いします。

<関連サイト>
「教えて!色彩先生 UC」特設サイト
https://www.aft.or.jp/shikisaigakuen2024/