8割以上がオイスターソース好きも…自宅では使わない!?
世界的な中華調味料ブランド「李錦記」の商品を販売するエスビー食品株式会社は、コロナ禍で増加した、中華調味料を使った家庭での料理の現状を明らかにするため、全国の男女1,000名を対象に「オイスターソース」に関する調査を実施。このたび、その調査結果を発表しました。
味付けや風味付け、隠し味など料理には欠かせない調味料。まず、好きな調味料について質問したところ、1位は「醤油(29.1%)」でした。3~5位にも「塩(10.1%)」「味噌(9.0%)」「ぽん酢(8.6%)」といった日本料理によく使用する調味料がランクインするなか、2位は「マヨネーズ(11.7%)」という結果に。そして、今回の調査テーマである「オイスターソース(1.0%)」は、16位に留まりました。
自炊をどのくらいの頻度でしているのかについては、「ほぼ毎日」が全体の約3割。週に1日以上自炊している人が多数ではある一方、ほとんどしない「それ以下の頻度」と回答した人も5人に1人以上いました。
自身で料理をすることが好きかどうかという質問では、「好き」と「どちらかというと好き」を合わせると50.1%、「嫌い」と「どちらかというと嫌い」を合わせると49.9%となり、「好き」派と「嫌い」派が二分化しました。
また、自宅にオイスターソースがあると回答した料理好きな人は62.9%で、全体平均である44.2%に対して、約1.4倍という結果でした。好きな調味料ランキングでは16位だったオイスターソースですが、料理好きほど自宅にオイスターソースがある割合が多いという結果から、その魅力を訴求することで、今後さらに食卓に定着していく可能性があることがうかがえます。
国や地域によってさまざまな料理のジャンルが存在します。好きな海外の料理ジャンルに関する質問で、最も多かったのは「中華料理」で、6割以上の人が回答しました。続いて「イタリア料理(43.6%)」、「韓国料理(25.4%)」という結果で、中華料理好きが圧倒的多数派となりました。
自宅で作る最も好きな中華料理の1位は、比較的手軽に作りやすい「やきそば(17.4%)」、2位はさまざまな具材を使用できる「オイスターソース炒め(15.2%)」、3位は中華料理の定番「チャーハン(14.3%)」でした。
さらに、オイスターソースを使った好きな料理を質問したところ、1位は「オイスターソース炒め(28.9%)」、2位は「チンジャオロース(11.3%)」となりました。さまざまな食材に合い、アレンジが可能なオイスターソース炒めは中華料理において人気メニューであることが明らかになりました。
■オイスターソースを使ったおすすめレシピ
また、自由回答にてオイスターソースを使ったおすすめのレシピをきいたところ、定番料理から隠し味のほか、ハンバーグやパスタ、お好み焼きといった少し意外な料理も寄せられました。
「チャーハン」(愛知県・26歳女性)
「焼きそば」(大阪府・54歳男性)
「オイスターソースとごま油で、ゆでた野菜をあえる」(茨城県・49歳女性)
「オイスターソースの角煮」(宮城県・27歳女性)
「餃子の種にちょっと入れるとコクが出ておいしい」(神奈川県・29歳男性)
「きのこと野菜の炒め物。厚揚げと野菜の炒め物。ハンバーグソースを作る時にも入れる」(大阪府・44歳女性)「カレーの隠し味」(東京都・57歳男性)
「ゴーヤチャンプルー。オイスターソースの甘みを少し足すとおいしい」(埼玉県・47歳女性)
「ハンバーグ」(埼玉県・37歳男性)
「お好み焼き」(東京都・53歳男性)
「茹でたパスタと混ぜるのが最高にジャンキーでおいしい」(青森県・36歳男性)
次に、オイスターソースを選ぶ際に重視していることを質問しました。多くの人が重視しているのは「味(48.3%)」続いて、「価格(43.9%)」、「風味・香り(29.6%)」「メーカー・ブランド名(17.8%)」でした。
好きな料理ジャンルで1位にランクインした中華料理。中華料理にはオイスターソースを使うものが多く存在します。オイスターソースについて好きかどうか回答してもらったところ、「好き(25.5%)」「どちらかというと好き(54.8%)」と回答した人が8割を超えました。
好きなところについては、「料理にコクが増すから(47.8%)」「調味料そのものがおいしいから(45.7%)」「香りが良いから(25.9%)」という回答がありました。
一方で、オイスターソースが「好き」「どちらかというと好き」と回答した人に対して使用頻度を聞いたところ、「使用しない(22.2%)」と回答した人が最も多かったほか、頻度の高くない人が目立ちました。オイスターソースをおいしいとは思っているものの、自宅で使用するのはハードルが高いと感じている方も多くいることが読み取れます。
また、世の中にオイスターソースの魅力が伝わっているかについては、「伝わっていない(13.2%)」「どちらかというと伝わっていない(33.2%)」と回答した人が4割を超えました。オイスターソースは多くの人に好かれているものの、魅力が十分に伝わっていないと考えている人が一定数いることが分かりました。
「オイスターソースに関する調査」において、中華料理は好きな料理ジャンルランキング1位でしたが、中華料理によく使用されるオイスターソースは、好きな調味料ランキングでは16位に留まりました。自宅で作る好きな中華料理では、「オイスターソース炒め」が上位にランクインしたものの、オイスターソースが好きな人でも自宅には持っていなかったり、使用したことがなかったりと、調味料の定番とはなっていないようです。
そして、「オイスターソース」自体の魅力の浸透度については、半数近くが「伝わっていない」と回答しました。おいしさや使いやすさといったオイスターソースの魅力がもっと浸透していけば、料理のバリエーションが広がり、日本の食卓はより楽しくなっていくはずです。今回の調査結果を受けて、オイスターソースの魅力を広く伝えるために「李錦記オイスターソース党」を発足することが決定しました。
■李錦記 オイスターソース
新鮮な牡蠣(かき)のエキスをたっぷりと使い、李錦記社秘伝の伝統製法で作り上げており、本物だけが持つ深いコクと濃厚な牡蠣の風味が特徴です。炒飯、焼そば、炒め物や煮物の調味料に、また和洋中を問わず隠し味等、幅広い用途に使うことができます。
中華調味料の世界的なブランドで、初めてオイスターソースを作ることから歴史をスタートさせた李錦記は、香港を拠点に世界を舞台にこだわりの中華食品を展開してきました。135年を超える本格的な中華の技とおいしさをスパイス&ハーブのエスビー食品とともに、日本の食卓に提案していきます。世界の一流シェフに愛される本格オイスターソースから、中華に欠かせない“醤”の数々、がらスープなど、幅広いラインアップを取り揃えているので、これらを使って日常的に料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。
<関連サイト>
李錦記オイスターソース党 特設サイト
https://www.sbfoods.co.jp/lkk/oyster-sauce-party/