EC全盛の中、青山に旗艦店オープン…『23区』の狙いとは?

株式会社オンワード樫山が展開するレディースブランド『23区』は3月23日(月)、新店舗「SALON 23区 AOYAMA」(東京都港区南青山3丁目8番 35 表参道 Grid Tower 1F)にて「SALON 23区 Aoyama Flagship Store オープン記念 記者発表会」を開催。株式会社オンワード樫山 第一カンパニー副カンパニー長で執行役員の秋山亜希が新店舗の概要や今後の展望などを明かした。
「SALON 23区 AOYAMA」は、『23区』のフルラインナップ、上質な店舗空間、きめ細やかなサービスを融合させたブランドの世界観をより深く体験できる新業態「SALON 23区」の指針を示す旗艦店として3月25 日(水)にオープン。異なるテーマを設けた3つのエリア“OFFICE(Morning)”、“TERRACE(Daytime)”、“ROOM(Evening)”を通して『23区』の世界観を体現しつつ、最高のおもてなしを提供する。
秋山はまず『23区』について「30年以上の年月をかけて時代・世代を超えて愛されるシンプルで上質な服を目指し、真面目に、丁寧にものづくりをしてまいりました」とそのコンセプトを振り返り、「ものづくりやおもてなしへのこだわりはこれからも変わることはありませんが、もっと自分からお客様に出会いにいく、新しいお客様の視界に自ら入っていく積極性が必要だというのが、この旗艦店を立ち上げるひとつの理由」と新店舗誕生の経緯を解説。
さらには、「全国にたくさんのショップを構えていますが、ブランドの今と未来図を自由に発信できるお店をいちから作り上げたい。また、自らお客様と出会うノウハウを構築する上での第一歩と定義づけています」、「『23区』愛を共感できるファッションコミュニティをお客様とブランドサイドでともに作れないかというチャレンジ」と続け様に新店舗への思いを語る。

また、市場環境や人々の価値観の変化、近年のマーケットの傾向などについての分析を紹介しつつ、それをふまえた上での独自戦略、「SALON 23区 AOYAMA」ならではの体験価値に言及。
ひとつは“限定商品の展開”で「ブランドの世界観を広げるレーベルをすべて集め、一堂に見られるような形にしています。テイストや価格の幅を持って多様なニーズに対応していきたいと思っていますし、ここでしか買えない限定商品の展開や完全受注製品のオーダー会なども企画しています」と今後の展望を明かす。
2つ目は「お客様同士のコミュニケーションとして、全国のロイヤル顧客様を担当スタイリストと一緒にお招きして行うクローズのイベントを企画しています。また、商品の作り手から物作りへのこだわりや情熱をダイレクトに伝える顧客体験などをできたら」と秋山。
3つ目は“ワークショップ”。「フラワーアレンジメントやアロマオイル作りなど、アパレルではない体験を用意することで、共通の趣味や興味のある方々が集まれる場を提供し、新しいお客様と『23区の』接点に繋げていければ」と新たな可能性を示唆。
そして、今後については「(SALON 23区 AOYAMA を)『23区』のファン、あるいはオンワードメンバーズ会員が一堂に会することができるフラットなショップとして位置付けられたらと思っています。過去の経験や常識にとらわれず、おもてなしやイベント体験、また商品提案を自由な発想で実現できる場としてたくさんのことにチャレンジしていきたい」と意欲を見せつつ、「顧客様はもちろん、社内外問わず『23区』のファン同士の集いの場として、好きなところを語り合って楽しんでいただき、今の“推し文化”をブランドらしく体現できたら素敵だなと思っています」と抱負を語っていた。

<関連サイト>
SALON 23区
https://23ku-web.jp/pages/salon-23ku
