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TV、ゲーム、それともスマホ!? 中高生の夜活事情に深く関わるのは、なんと虫歯!?


虫歯などにかかってから治療するのではなく、歯や口腔の健康をあらかじめ予防する“予防歯科”を提唱、推進するライオンが、中学生、高校生を対象に、生活実態とオーラルケアについて意識調査を実施し、このたびその結果を発表した。

まずは、中高生の生活実態を知るべく、彼らが自由に使える時間について聞いたところ1日平均187分と約3時間の自由時間があることがわかった。特に、高校生になるとその時間はより増えて、男子高校生で212.8分、女子高校生で210.7分という結果に。さらに詳しく調べてみると、自由になる時間帯としては19〜20時台から23〜0時に集中。学校や部活、あるいは塾終わり、夕飯後から就寝までが自由時間であることがわかる。
また、自由時間にしていることはトップが「TVを見る」で79.3%、次に「勉強する」(60.3%)、「家族と会話する」(60.2%)が続いた。LINEをはじめ、SNSなどでのコミュニケーションが上位にくるものだと思われたが、それは高校生が顕著に反応。「LINEなどでのコミュニケーション」は、男子高校生ではTVに次ぐ66.7%、女子高生ではトップの80%を記録した。

ちなみに、そんな彼らの就寝時間は0時以降が38.8%。彼らは主に「LINEなどでのコミュニケーション」(69.8%)、「スマホでゲーム」(59.6%)と、中高生における深夜の活動(夜活)の実態も明らかとなった。

そんな中高生は夜食や間食することが多く、他の年代よりもムシ歯のリスクが高まる時期。しかも、彼ら夜に自由時間を謳歌し、深夜型の生活も増えている。それだけに夜食を食べている人も多く、今回の調査では全体の31%にのぼった。なかでも、中学3年、高校3年は受験を控えていることもあってか、深夜までの勉強のお供に夜食を食べる人が多くなっていた。
そんななか、夜食を食べた後で、歯みがきをせずに寝てしまうことがあるか聞いたところ、30.6%、3人に1人があると回答。特に就寝時間が0時以降になると39.6%と増加し、遅くまで起きていれば起きているほど歯みがきを忘れてしまう、虫歯のリスクが高いことがわかった。

最後に食事と歯みがきについて聞いてみると、1日の平均食事回数は夜食、間食を含めて約4回。それに対して、食みがきの回数は2回という結果に。また、歯みがき、オーラルケアに使っているアイテムとしては、「歯ブラシ」が96.3%、「ハミガキ剤」が85.5%でダントツ。しかし、その次には手軽にケアできると今注目の「デンタルリンス」が続き、同様に「デンタルフロス」も少数ではあるものの徐々に浸透してきていることがわかった。

<関連サイト>
ライオン株式会社 http://www.lion.co.jp/