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毎日の生活&仕事に役立つ身近な資格、色彩検定の冬期検定が受付中

ファッションやインテリア、さらには料理まで、その他様々なところでものをいうのが色彩感覚。これがあるかないかで、その人のセンスが問われるところ。そんな色彩に関する知識や技能を問う検定試験、色彩検定の冬期検定が現在受付中となっている。

そもそも色彩検定とは、1995年度から文部科学省認定、2006年度からは同省後援の技能検定となり、その志望者数は年々増加。現在は、累計で120万人を突破している。志望者には学生が多いが、最近ではデザイナーをはじめ一般職にいたるまで社会人も増えており、20代の受験生が最も多い。

資格には3級から1級まであり、2014年には3級受験者は約3万人弱(合格者は約2万7000人)。2級は約1万2000人(うち合格者は約7000人)、そして難関の1級も約2000人(うち合格者は約600人)も受験している。色彩感覚とは得てしてセンス(感性)によるところが大きいと思われがちだが、様々な理論や方法論を学ぶことで日々の生活に活かすことができることがその要因になっていると言えるだろう。
実際に色彩の理論を学ぶことで、クールなメイクにしたいときのアイシャドーのカラーや、派手にしたいときのネイルのカラーなど毎日のファッションなどにも役立ったり、高級感の見えるパッケージの配色、遠くからでも目立つための色使いなど、仕事に役立つ知識を得ることもできる。ちなみに、色彩検定の合格者からも「色彩検定の知識を仕事に取り入れてからは、お客様の求める色を混色で正確に作ることが出来て、お肌の色もひとつの色彩として捕らえることにより、爪先をコーディネートできるようになりました」(ネイルサロン経営の本田弓子さん)、「相手の色のイメージの表現を理解し、こちらから伝えることで良い結果につながりました」(一級塗装技師の濵﨑康介さん)など、生活や仕事に役立っているという声が数多くあがっている。

なお、受験にあたっては資格や制限は特になし。全国各地の主要都市で試験を受けることができる。また、受験のための公式テキスト、過去問題集、通信講座なども販売されている。

色彩検定、冬期検定の受付は10月1日まで。

<関連サイト>
内閣府認定 公益社団法人 色彩検定協会 http://www.aft.or.jp