５月21日・22日の２日間、奈良県・曽爾（そに）村で開催された自動車イベント 「TOYO TIRES 第１回 スペシャルステージ曽爾クラシック」。同イベントには、最新のフェラーリやランボルギーニ、1974年式ランチア・ストラトス、1973年式トヨタ・カローラ レビンTE27など、なかなかお目にかかれない往年のクラシックカーやスーパーカー38台が集結。

会場となった曽爾村内に設定された４つのスペシャルステージで、速度の正確性を競うレースや、地元交流の一環として試乗会を実施するなど、村をあげての一大イベントとなった。そんな同イベントの様子を収めた動画がWeb限定で公開された。

人口1,500人ほどの山村には、開催前日から超レアな車両が曽爾村に続々と集結。中でも目を引いたのは、日本に１台しかないと言われている「アルファロメオ 1900C SS Ghia Aigle」。曲がりくねった曽爾村の道を攻めてタイヤがきしむ音、爆音を轟かせ坂を駆け上る姿はまさに迫力満点！

また、高級車がずらりと鎮座するなか、注目だったのは真っ赤なボディが印象的な「ラ・フェラーリ」。なんとフェラーリ社から選ばれたオーナーしか購入することができないというプレミア中のプレミアで、その価格は数億円以上とも噂される「幻の１台」。世界に存在するたった499台のうちの１台が曽爾村に登場するとあって、会場を熱狂の渦に包み込んだ。

イベント終盤には、地元住民を乗せたパレードが村をにぎやかに彩り、その姿をひと目見ようと集まった多くの人々が沿道で旗を振る姿も。閉会式後には、みんなで集合写真を撮るなど、最後まで心温まる笑顔であふれたイベントとなった。
今回公開された動画では、のどかな曽爾村の景色をバックに名車の数々が駆け抜ける、ファンならずとも必見の内容となっている。

＜関連サイト＞
「TOYO TIRES スペシャルステージ曽爾クラシック」スペシャル動画
https://youtu.be/q54jRNNjGaI