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木村拓哉「三池崇史監督が僕のことを……」主演作『無限の住人』にかける思いとは?


人気コミックを原作に、映画祭などで世界的に高い評価を受ける三池崇史監督が映画化した『無限の住人』。主人公の不死身の男・万次を木村拓哉が演じることが発表されているが、このたび本作の特報映像が解禁となった。

映像、木村拓哉演じる万次の登場シーンから始まる。「凜、俺は誰を斬ればいい?」と問う不死身の男・万次と、彼を真っ直ぐ見つめ「私のことを斬ろうとする人」と訴えかける、杉咲花演じる凜(りん)。そんな2人に立ちはだかるのは、“勝つことのみを目的とする”剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)の統主・天津影久を演じた福士蒼汰を筆頭に、市原隼人、戸田恵梨香、市川海老蔵と、とまさに規格外な豪華キャストたち。個性的なビジュアルの刺客たちが斬新な武器を手に万次に迫る。
撮影は2015年11月から今年1月の極寒の京都で行われ、凜を守りながら圧巻の“300人斬り”の大立ち回りを繰り広げるクライマックスシーンは、約15日間かけて撮影。

今回木村拓哉は、独眼の万次を演じるため実際に右目を特殊メイクで閉じて全編に渡って撮影。普段とは異なる視界と距離感のはずだが、まったくそれを感じさせない壮絶アクションに挑んだ。
木村は本作について、「今回参加するにあたって三池崇史さんという存在が大きかったですし、映画監督が映画を撮りたいという前提で自分を欲してくれたということが一番大きかったです。映画監督に求められるというのは役者にとって最もありがたいことなので、『三池崇史監督が僕のことを要してくださった』という事実に、自分の中でなんかざわめいた、という気持ちがありました。 原作は、僕自身、好きな世界観ですし、万次を『死ねない』と考えるか、『不死身』ととるかは一線上にあるものだと思います。原作にある『死なない』ことと『死ねない』ということの向き合いについては、今回の脚本にも描かれているので、そこをどう体現するのか、監督が求めるものがどこなのか、頭でっかちにならずに現場を体感しながら演じました。監督もプロデューサーも目線の先に海外を意識しているなと感じましたし、僕自身もヨーロッパはじめ海外の方々にも観ていただけたらと思っていますが、まずはしっかり演じることだと思っています。あとは、三池監督がアクションにしてもドラマにしても、三池監督のエンターテイメントにしてくれるので、もちろん自分の“個”はありますけど、現場では監督の求める“素材のひとつ”だと思うので、共演者、スタッフと集中して現場に臨みました」とコメントしている。

映画『無限の住人』は、2017年4月29日(土・祝)より全国ロードショー!

©沙村広明/講談社 ©2017映画「無限の住人」製作委員会

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