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セクゾ佐藤勝利、ホルン生演奏に「才能しかない!」


3月4日(土)より全国公開となる映画『ハルチカ』の完成披露試写会が1日、都内にて行われ、W主演の佐藤勝利(Sexy Zone)と橋本環奈をはじめ、キャストの恒松祐里、清水尋也、前田航基、小出恵介、そして市井昌秀監督が登壇した。

本作は、初野晴による大ヒット青春小説『ハルチカ』シリーズを実写映画化。ちょっぴり頼りないけど気の優しい美男子ハルタ(佐藤)と、気が強くて明るく元気な女子高生のチカ(橋本)が高校入学式で運命的な再会を果たし、吹奏楽部復活に向けて奮闘しながら、コンクール出場という一つの目標に向かって突き進む“吹キュン”純愛ストーリー。

それぞれの挨拶に続き、本作のキャッチコピー「吹キュン」について、佐藤から解説を振られた橋本は「(右手を挙げ)まず“胸キュン”があるじゃないですか、(左手を挙げ)そして“吹奏楽”があるじゃないですか、(両手を合わせながら)…ウーン! “吹キュン”です!」と、流行りのピコ太郎を真似て説明すると、場内は大ウケ。

続いて、話題はそれぞれが劇中で演奏する楽器について。金管楽器で世界一難しいとされるホルンに挑戦した佐藤は「早い段階から吹けちゃいまして……カッコイイなーと自分でも思いながら(笑)。才能しかなかったですね」と自信満々の表情をみせる。

橋本は「遅れを取らないように」とプレッシャーを感じていたと語り、恒松は「指の動きが複雑な曲は授業中に筆箱をクラリネット代わりに練習しました」と天才奏者を演じる大変さを語った。

学生時代にドラム経験があるという清水は「勝利に負けないくらいの才能を見せつけた」と佐藤に対抗し、トランペットを担当した前田は「先生に自分のタラコ唇がトランペットに適した形と言われ、初日に音が出て嬉しい半面複雑だった」と心境を語ると、初めて指揮者に挑戦した小出は「初日から(指揮棒が)振れたんですよね(笑)」と佐藤と清水と張り合うと、会場は笑いに包まれた。

それぞれが冗談を交えながら語る中、市井監督は「みんな余裕な感じで言ってますけど、じつは本当にひたむきに頑張って練習していたんです。ものすごくグッときました」と、彼らの頑張りを絶賛した。

ここで、2月3日に誕生日を迎える橋本に、まさかのサプライズが! 橋本の前に楽譜をモチーフにしたバースデーケーキが運ばれると客席から感嘆の声が上がる。さらに佐藤の手には撮影で使用したホルンが。「じつはこの日のために練習してきました!」と、ホルンの生演奏を披露することに。橋本だけでなく客席も歓喜に沸きつつ、佐藤の演奏に合わせ、登壇者と500人の観客で「Happy birthday to you」を合唱し、橋本の誕生日を祝福した。

快心の演奏を終えた佐藤は「僕ほんとに吹けるんですよ! 今日は良い日になったんじゃないかなって思います(笑)」。

最後に作品の見どころについて、佐藤は「初めての主演をさせていただいたので、思い入れのある映画です。初めての映画というのは一回しか無いのでぜひ皆さんも目に焼き付けて帰ってください!」。続く橋本は「今回、フルートという楽器に出会え、みんなで撮影する中で実際の部活を経験しているかのような充実したひとときを過ごすことができました。私達のリアルな青春模様が詰まっていると思います」と締めくくると、大きな拍手につつまれ、舞台挨拶を終えた。

映画『ハルチカ』は、2017年3月4日(土)全国公開。

©2017「ハルチカ」製作委員会

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