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稀勢の里「こういう姿になりたい」ラオウに共感する理由


『週刊少年ジャンプ』の5代目編集長を務めた堀江信彦、『北斗の拳』の原哲夫、『シティーハンター』の
北条司など、漫画界の数々のレジェンド達が名前を連ねる株式会社コアミックスが大相撲とコラボレーション。『北斗の拳』のキャラクターであるケンシロウ、ラオウ、トキのビジュアルを使用した化粧まわしを制作した。

同社は稀勢の里関が大関時代より長く支援を続けており、かねてより稀勢の里関が横綱になった際には化粧まわしを作るということを約束していた。そして、2017年1月場所の優勝決定後、横綱昇進が決まった稀勢の里関は、横綱昇進伝達式後に同社を訪問、用意していた『北斗の拳』キャラクターの中からラオウを選択し、今回の着用に至った。

稀勢の里関がラオウを選択した理由は、尊敬する師匠先代鳴戸親方(元横綱・隆の里)の「孤独にならないと強くなれない」という教えと、その教えを愚直に守り、言い訳をせずにここまで孤独に邁進してきた今の自分の姿が、主人公のケンシロウではなく、孤独に戦うラオウに重なったんだとか。

稀勢の里関は「化粧まわしを選ぶ際、自分の性格的にはラオウというのがあるのかなと思いました。孤独で強いってイメージがありますし。存在感があるし、体もすごい! 力士であればこういう姿になりたいなって思いました。先代の親方(鳴戸親方)からも“孤独にならないと強くなれない”と言われていました。ラオウの化粧まわしは着けているだけで見えない力が湧いてくるような化粧まわしですので、生で見てほしいなと思います。すごくこだわって作ってもらっているので、ぜひ巡業でも本場所でも足を運んで見に来てほしいです。素晴らしいキャラクターたちに恥じぬよう、気持ちで負けないようにしたいと思います。とても注目されると思うし、自分が一番楽しみにしています」とコメントしている。

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