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SNSにYouTube、勉強も…イマドキの高校生は「忙しい」!?


株式会社河合塾マナビスは、2018年1月10日~12日の期間において、現役高校生を含む16歳~25歳250名と、40歳~59歳250名を対象に「昨今の高校生」についてアンケート調査を実施。このたび、そのアンケート結果が発表されました。


高校時代を振り返って「とても忙しかった」と感じている40代・50代が10.4%いたのに対し、今まさに「とても忙しい」と感じている現在の高校生は、20.8%とその差はなんと2倍。その他、「忙しい」「すごく忙しい」などを含めると、実に8割近くが忙しいと感じており、現在の高校生の方が忙しいと感じているということが分かりました。

世代に関係なく、普段時間を使っていることの1位は、高校生の本業である「勉強」。ハッキリと違いが見られたのは、2位以降。まず40代・50代の2位、3位は、「部活動」、「テレビ視聴」だったのに対し、現代の高校生は、「趣味」、「YouTubeなどの動画サービス視聴」がランクイン。イマドキの高校生は「部活動」よりも「趣味」「YouTubeなどの動画サービス視聴」などに時間を使っているようです。また、「テレビ視聴」と回答した人の割合が「YouTubeなどの動画サービス視聴」よりも低くなるという、いかにも現代らしい調査結果も。

忙しいと感じている人が多かった現役高校生ですが、就寝時間について調べてみると、現在40代・50代の人が高校生だった頃の平均就寝時間帯の1位は23時、2位0時、3位22時だったのに対し、現在の高校生が眠る時間の1位は0時、2位23時、3位1時でした。SNSやYouTubeなどに時間をとられながらも、しっかりと勉強にも時間を割いているとのかもしれません。忙しさに比例して、生活習慣が夜型になってきているようです。


次に、帰宅後に日々どのくらいの時間友達と連絡をとるかを聞いたところ、15分以上友達と連絡を取る人の割合は、現在の高校生は44.4%だったのに対して、40代・50代の人が高校生だった時には22.0%と、なんと倍以上の差がありました。スマートフォンの普及とともにLINEなどのサービスが発達し、気軽に連絡が取れるようになったことで、時間が圧迫されてしまっていることが見て取れます。

続いては学習塾に対するニーズの変化についても調査。昔も今も変わらず最も求められている要素は「自分に合った学習計画や、指導を丁寧にしてくれるかどうか」。特にイマドキの学生は6割近くが自分に合った学習計画や指導を求めており、忙しい中でも自分に最適な学習方法を提案してくれている学習塾を求めているという結果が明らかになりました。

しっかりと勉強に時間を割いているものの、どうしても不安が拭い去れないのが勉強。実に8割もの人が、不安を感じている(感じていた)ことが明らかになりました。その理由として、「苦手教科は置いてかれてしまっていた」「大学に合格するかどうか」など日々の学習から、将来についてなど様々な声が上がっていました。

また、大学受験のための塾を検討していた時期の割合の最多は、「高校1年生の4月~6月」という結果に。特に現在の高校生は「高校1年生の4月~6月」と「中学以前から検討していた」の割合が同率1位となり、現役合格への需要が高まっていることが垣間見れました。

<関連サイト>
河合塾マナビス 公式サイト
https://www.manavis.com/