もうすぐやってくるジューンブライド。友人の結婚式やパーティーへの出席がきっかけで“自分もそろそろ婚活を……”と考える男女も多いのではないでしょうか。そこで今回、お見合い・パーティー・合コンといった様々な婚活の現場から、未婚男女のホンネ、婚活の現状などの調査・解説を展開しているIBJ婚活総研が「婚活と学歴」に関する調査を実施。その結果が公開されました。

まず、「高学歴を相手探しの判断に含めていますか？」と質問したところ、男性の62％が「いいえ」だったのに対し、68％もの女性が「はい」と回答しており、男女間で真逆の回答が出ていることが分かりました。

女性の中では、“高学歴＝高収入”というイメージが根強いのか、依然として婚活における学歴神話が君臨しているようです。この結果は、出産・育児を経て自分がフルで働けなくなった時の生活費を心配しての回答だということが推測されます。

では、学歴を重視する女性が高学歴の男性とお見合いさえできれば結婚まで話がスムーズに進むものなのでしょうか？

そこで、次に高学歴のお見合い相手の好感度を調べたところ、実はそう一筋縄にはいかないようです。

高学歴の相手を理想としている女性が、実際に高学歴の相手男性とお見合いしてみて、「満足ができなかった」と回答している女性が70％もいることが分かりました。ちなみに、同じく「満足ができなかった」と回答をした男性も53％と、男女ともに過半数を超えていることから、“条件バッチリ！ でも会ってガッカリ”という現象が、しばしば発生していることが伺えます。

これらの結果からも、学歴は確かに重視されがちなステータスではありますが、実際に会ってからは、学歴だけでなくその他の要素も踏まえた総合点で判断している男女が多いようです。
やはり、条件検索だけでは測れないような「価値観」や「フィーリング」も婚活の結果を確実に左右していると言えるのではないでしょうか。

自分の学歴に自信があるという人は、コミュニケーション能力や清潔感などを磨かないと、良い結果に結びつかない場合もあるということも意識しておきましょう。また、学歴に自信がない人でも、自分が持っている良いところを上手にアピールすることができれば、チャンスはいくらでもあるはず！
婚活は、学歴などのステータスのみにとらわれず、一緒にいて楽しいかどうかという二人の相性も視野に入れて検討してみてはいかがでしょうか？

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