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福士蒼汰、『旅猫リポート』主演決定に猫見知り!?


“最強のストーリーテラー”との呼び声が高いシリーズ累計40万部突破の有川浩原作のベストセラー小説『旅猫リポート』が実写映画化されることが決定! 本作の主演を福士蒼汰が務めることが発表された。

本作は、『図書館戦争』『植物図鑑』『阪急電車』など著作が続々と映画化され、大ヒットを生み出している有川浩によるベストセラー小説。数々の文学賞の候補に選ばれたほか、Amazonレビューでは有川作品最高点の4.6点(※5点満点)を記録し、読書好きのための読書記録のWebサービス、ブクログが主催する第4回ブクログ大賞(小説部門)を受賞するなど、有川作品ファンの間でも高く評価されている。

物語は、心優しい青年・悟(サトル)が、とある事情から飼えなくなってしまった愛猫・ナナと一緒に、新しい飼い主を探して日本各地を巡る旅に出るところからはじまる。幼い頃の親友や初恋の相手など、悟がこれまでの人生で出会ってきた様々な人たちを訪ね歩く中で、伝えられなかった気持ちや本当の絆、そして悟の知られざる過去や秘密が明らかとなる、観終わったあと温かい気持ちになる珠玉の感動物語。

また、有川自身も過去のインタビューで「一生に一本しか書けない物語」と表現するほど思い入れの強い作品で、この特別な小説が映画化されるにあたり、自ら脚本開発に参加しており、「これは、一人と一匹の最後の旅の物語です。でも、きっと悲しさではなく幸せを感じていただけると思います。今回は、これまでにご縁があり、その力を心から信頼できる方々に映画化していただけることになりました。こちらからお願いしたのは、とにかく猫さまの都合を第一に! ということ。猫のしたくないことはいっさいさせない。必要であれば脚本はいくらでも書き換えます、と。けっして言うことをきいてくれない猫さまを一緒に愛してくださるみなさま、サトルとナナのふたりの旅を見守ってあげてください」とコメントを寄せている。

主人公の悟役を演じる福士は、2013年、2015年に映画化された『図書館戦争』シリーズに続いての有川作品への出演となり、ある秘密を抱える青年という難しい役どころに挑戦する。本作が猫と初共演という福士は、「原作を読み、やわらかいものに丸く包まれているようなやさしい物語だと思いました。けれど、その中に隠された秘密や過去にドキッとする瞬間が何度かありました。そのドキッとした時の気持ちと作品全体を包むやわらかい空気の両方を大事にして、悟を演じたいと思います。大切な人たちや猫への思いを、自然体で届けられたらいいなと思います。お芝居で猫と共演するのは初めてなので、最初は猫との距離感に少しドキドキ、猫見知り(?)しました。でも、相棒のナナは、クルクルとした毛がチャーミングな、ちょっとやんちゃでかわいい猫なので、日々楽しく撮影しています」とコメント。人間と猫の絆をどう演じるのか、注目が高まる。

そして今回、実写化を手掛けるのは、2016年に『植物図鑑』で有川作品を映画化し、興行収入23億円を超える大ヒットに導いた三木康一郎監督。再びのタッグが実現に三木監督は、「脚本を読み、涙しました。自分には何ができるのか?考えさせられましたし、愛する事の尊さを感じました。映画を見てくださる方々にも、愛する事の尊さが少しでも伝わるような作品にしたいと思います。有川先生の作品は2作目ですが、いつも登場するキャラクターの聡明さに心打たれます。今回も全ての登場人物が生き生きして、やさしい。どう表現するか、とても楽しみです。福士蒼汰さんは悟のイメージにぴったりで、やさしくておおらかで、強く、福士さんが悟なんじゃないかと思う程です。彼の雰囲気を壊さないように、さらに、今の彼の魅力を十分引き出したいと思っています。皆さんの心の奥のやわらかい部分をギュッと掴むようなものにしたいと思っています」とコメント。

なお、本作は2月末にクランクイン、4月中旬クランクアップ、2018年の全国公開を予定している。

©2018「旅猫リポート」製作委員会

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