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EXIT兼近の破滅衝動にりんたろー。「俺は子どもが…」


テレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA(アベマ)」は29日、ABEMA NEWSチャンネルにて、ニュース番組『ABEMA Prime』を生放送した。

この日の放送では、家事や介護を日常的に担う「ヤングケアラー」への支援について考えた。

番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITのりんたろー。は「ヤングケアラーを取材した時に、家族が寝静まってから行くクラブが『心の拠り所』と言っていた。勉強や部活ができなくて、同級生から孤立していく中で、『クラブにいる人との会話で心が救われた』と。救いとなる場所は人によって違うので、様々な場所を用意する。そして、そこに繋いであげることが大切だと思う」と話した。

相方の兼近大樹は「『支援すべき』と世間の盛り上がりはあるが、実際に自分で手を差し伸べる人はどのくらいいるのだろう?本心では興味がないが、口を挟みたいだけの人もいる。だけど、ここまで議論が活発ということは、心の中で引っかかる部分があるからだと思うので、この感情を支援に導いていくことが、“伝える仕事”をしている僕たちがやるべきだと思う。ゆくゆくは具体的な支援の方法を伝えることが出来るようになれば、良い結果になると思う」とコメント。

さらに、「ヤングケアラーは助けを求めづらいし、何かを犠牲にしていることに気づいていない。この状況を打破するために、学校で『こうなったら、ここに連絡しよう』と相談窓口を教えるべきではないか?110番通報するべき状況は小さい頃から教わってきたから、躊躇なくできる。同じような教育をして、当事者が助けを求めやすいアプローチが必要だと思う」と話した。

また、番組では、裕福な家庭に生まれた人たちの苦悩に注目。「『お金があるから何とかなる』と、本気で取り組めない」「生活水準を下げることが高いハードルになる」などの声を紹介した。

貧困家庭で育ったという兼近は「『今より生活水準を下げたくない』という感情がないから、人生イージーモードでした。何にも捉われない。自由だった」とコメント。これに進行を務めるテレビ朝日の平石直之アナウンサーは「今は気楽ではないと思う。仕事が増えて、責任もあると思いますけど?」と投げかけると、兼近は「元々何もないから、正直に言うと今も何もいらないんです。破滅衝動みたいな感情というか、『仕事が全部なくなってもいいじゃん!』『ゼロになっても自力で這い上がれるんだよ』と、りんたろー。さんに言っちゃう」と発言。これに、りんたろー。は「俺は子どもが産まれてるんだよ!」と返した上で、「苦労した経験がある人ほど、『今の収入や立ち位置がなくなったらどうしよう』と、怯えると思っていた」とした。

兼近は「僕はマイナスから人生がスタートしているから、そんな気持ちは全くない。また全部なくなったとしても、どうでもいい(笑)」と持論を展開していた。

(C)AbemaTV,Inc.

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