片岡愛之助、脚本家・水口一夫さんを追悼「父のような…」
歌舞伎俳優の片岡愛之助が18日、オフィシャルブログを更新。
9月7日に大腸がんのため亡くなった脚本家で演出家の水口一夫(みずぐち・かずお)さんを追悼し、「父のような存在でした」と感謝の思いをつづった。
この日、「心より御冥福をお祈り申し上げます」と題してブログを更新した愛之助。「水口一夫さんには愛之助に成り立ての時にトークショーのお話を頂いて、良く一緒にトークショーをさせて頂きました」「芝居の大先輩のお話を聞かせて貰ったり、祖父13世の事や、芝居、上方歌舞伎、上方舞、等々、色々教わりました」と駆け出し時代からの思い出を回顧。
今年で第15回を迎える永楽館については「永楽館の新作などは全て水口先生が手掛けてくれました。その永楽館の初日も今月末なので見て欲しかったし、見たかったと思います」と心境を述べ、「水口先生が手掛けてくださった『神の鳥』が永楽館で生まれ、歌舞伎座でも上演され、そしてコウノトリの如く永楽館に帰ってきたのですから。本当に残念です」と悼んだ。
さらに「昔はその後システィーナ歌舞伎でした。それも全て水口先生でした。和と洋のコラボレーション歌舞伎、歌舞伎だけでなく、様々な演劇に造詣の深い水口先生でしか作れない作品でした」と功績を称え、「私の代表作のようになっている『GOEMON』や『鯉つかみ』なども水口先生でした」と記した。
愛之助は「公私ともに、いろんな相談に乗ってくださり、私にとっては父のような存在でした」と思いをつづり、「水口先生、本当にありがとうございました。感謝してもしきれないです そしてお疲れ様でした 向こうでも、みんなといろんなお芝居作って、そして踊りも踊ってくださいね。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。
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