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浅野温子“本当にラストなのかなって思った” あぶ刑事リレーインタビュー#4


1月30日の公開に向け、『さらば あぶない刑事』リレーインタビューも終盤戦!
今回登場するのは、仲村トオル演じる町田透とともにタカ&ユージの脇を固める人気キャラクター、真山薫を担当する浅野温子。
シリーズラストとなる今作では、相変わらず破天荒ながらもこれまでとはちょっと違う一面を覗かせた彼女だが、浅野温子が思う本当の薫、そして『あぶない刑事』のキャラクター像とは。
そして、最後にはこの大人気シリーズの存続を占う重大発言も!?

――前作『まだまだあぶない刑事』から、約10年ぶりの新作になります。

「10年前に“お疲れ様でした~”って言って、そこからそんなに変わってないんですけどね(笑)」

――もう時間を飛び越えてまたスタートした感じですか?

「不思議と10年間やっていなかったっていう感じがしないんですよ(笑)。きっと、タイミングとかもあるんでしょうね。他のみなさんもそうだと思いますけど、本当に何のタイムラグもなく入れた感じで」

――浅野さん自身、すぐに薫になれた?

「そうですね。そもそも、薫に年齢があるなんて考えたこともなかったし(笑)」

――むしろ薫は若返っている感じさえしました。今回もまたエネルギッシュで。

「女は年をとると強くなるんですよ(笑)。でも、あの薫が……みたいな。今までだったらそこは透だったことが、今回は薫でしたからね……それはちょっとびっくりしました」

――あのシーンは感慨深いものがありました。

「このシリーズも長い間やってきて、今回あのシーンが薫に割り振られたことは大きいというか、まわりのみんながそういうふうに持っていってくれたんでしょうね。薫にああいったシチュエーションがまわってきたというところには時間を感じました」

――そんな真山薫を30年間演じられてきたわけですが、彼女はどんな女性なんでしょう?

「やっぱり、ある意味すごく正直な子ですよね」

――確かにすごくまっすぐです。

「そう、お金と男にね(笑)。でも、だからこそ私は前々から結婚させてあげたかった。あそこまで執着していたし、誰か相手を見つけてやれよって思ってて(笑)」

――ですよね(笑)。タカやユージと結婚というのはありえないかもしれないけど、例えば透はありなんじゃないかなとか思ってました。

「そうよね! 透はありよね(笑)。脚本家に言ってみる!」

――浅野さん的に、もし「あぶない刑事」のキャラクターと結婚するなら誰がいいですか?

「誰だろうな……。なかさん(ベンガル)は屋台やってるし、パパ(小林稔侍)は部長だけどちょっと元気ないし……。男じゃないとダメ?」

――男以外というと?

「(松村優子役の)木の実ナナちゃん。一番男前で、一番頼りになって、一番縋り付きたい。他のヤツはダメ!」

――タカやユージと結婚というのも大変そうですしね。

「あの2人はダメよ。一番ダメ(笑)」

――(笑)。こうして30年間やってきて、当初と今で何か違いはありますか?

「それがないんですよ、全然(笑)。監督やスタッフも同じだし、あの2人(舘ひろし&柴田恭兵)はあんな感じだし。みんな同じだから、違いが全然なくて。普通、少しは違いがあると思うんですけど」

――でも、変わらない強みというのもありますよね。それだけみなさんハマっているということだし。

「それは、ある意味ファンの方が応援してくれていたからだと思うんですよね。あの舘さんが見たい、あの恭兵さんが見たいって。映画も10年間やってなかったわけで、ファンの方々の応援がなかったら、全然違っていたと思うんですよ。みなさんが薫ちゃん好きなんですとか、そういうふうに思っていてくれたことで、演じる側、作る側もみんな勇気をもらっていたんじゃないかな」

――浅野さん的な今作の見所は?

「お話どうこうより、あの2人がスクリーンに戻ってきたというのがファンに対しての一番のプレゼントだし、見所だと思う。もう予告編とかも出ているけど、あれだけでもみんな嬉しいんじゃないかな。それで面白いストーリーがあって、あの2人が活躍する、それが最大の見せ場であり見所ですよね。その他の部分に関してはもう『あぶない刑事』ですから、見ればわかります(笑)」

――今作でラストということですが、浅野さんにとって『あぶない刑事』はどんな作品になりました?

「あまり作品とか映画とか思ってないんですよ。私の中では、何年かに一度音信不通の親族たちが集まるみたいな感じ(笑)。どちらかと言えば、ファンの方々が作品として作ってくれたって思います。だから、『あぶない刑事』はお客様のため、ファンのためにあるものだと思っているし、ファンのみなさんの期待に応えたい、それだけですね」

――それにしても、今回はタカとユージがまさかの定年。あの2人に定年があるなんてビックリでした。

「私も! 最初に脚本を読んだときはホント切なかった……。なかさんたちの机もないし、どういう映画になっちゃうんだろうってものすごく心配で。薫なんて重要物保管所に移動しちゃってるし。でも、あれは左遷よね(笑)」

――あの2人はまだまだ現役感バリバリなんですけどね。

「そうなの。だから“あれれ?”みたいな。でも、定年だからね……これは本当にラストなのかなって思った」

――最近は定年後も再雇用制度なんかありますけど(笑)。

「そうだよね(笑)。でも、あの2人は再雇用されても、薫は雇ってくれる部署がなさそう(笑)」

――とはいえ今回がラストなんですよね……公開前から反響がすごく大きいだけに残念です。

「チーフカメラマンの仙元さんも77歳なんですよ。だから、役者の心配もそうだけど、スタッフも……。みんな、エネルギーにみちあわふれていてすごいんですよ(笑)。“まだまだできる感じがする”とファンの方から言っていただけると嬉しいですね。舘さんと恭兵ちゃんにも体には気をつけろと言っておきます(笑)」

映画『さらば あぶない刑事』は、1月30日(土)より全国ロードショー!

© 2016「さらば あぶない刑事」製作委員会

<関連サイト>
映画『さらば あぶない刑事』 http://www.abu-deka.com
浅野温子 オフィシャルブログ http://blog.asanoatsuko-on-koala.com
夕輝壽太“これは一生自慢できること” あぶ刑事リレーインタビュー#1 http://www.entameplex.com/archives/26532
菜々緒“本当に素晴らしい終わり方” あぶ刑事リレーインタビュー#2 http://www.entameplex.com/archives/26708
仲村トオル“老舗の底力を全部出した” あぶ刑事リレーインタビュー#3 http://www.entameplex.com/archives/26823