Entame Plex-エンタメプレックス-

スマートフォン電波状況実測調査 au Androidが全調査項目でトップに

株式会社ICT総研は、全国100駅300地点で行ったスマートフォン電波状況実測調査の結果をまとめた。

main

はじめに、この調査では、全国のJR・私鉄・地下鉄の乗降客数上位100駅のホーム・改札内通路・駅前広場の3地点にて、通信速度測定アプリ「RBB TODAY スピードテスト」を利用して、1地点あたり下り通信速度、上り通信速度を各3回ずつ測定し、その平均値を採用する形を採った。調査期間は8月5日から8月20日までで、測定の際は、繁忙時間帯(7時~9時、12時~13時、17~20時)を除いた。

実測の結果、LTEエリア比率・下り通信速度・上り通信速度の3つの調査項目の全てで、au Androidが一番の実績を残した。LTE比率は99.3%で、300地点中298地点でLTEを受信した。中でも「駅ホーム」と「駅前広場」ではLTE比率100%を記録。最も端末ごとの差が付いた「駅改札内通路」でも98.0%と安定した結果を見せた。

他にも、ソフトバンクAndroidは下り速度で強さを見せるも、駅前広場以外のLTE比率で弱みがあることがわかった他、au iPhone5は課題とされるLTE比率で善戦するも、下り速度・上り速度ともに低調など、今後の携帯購入の際指標となり得る調査結果が得られた。